coffee.18.06.04.03ーフロイト雑感(1)

生物は全て偶然性の系譜に取り巻かれて その中にいる。生物には、食て、寝て、Hする、とういう三大本能が共通だが、そして種の保存則、近親相姦のタブーを人間だけが持っている。。これも種の効率的な一歩進んだ保存則の形態だろう。自分の一族のテリトリーの拡大だ。。つ まり、人間だけが記憶を継承する。。ボスの子はボス。。だ。。近親相姦の一族は数の武力の原理で滅びる。そして因果の連鎖を作り上げる。。ボスの子は何故 ボスなのか。。だ。。数の、物理的な力の原理から、知的な、文化的な統治と支配の原理へ変わる。。農耕民族の誕生と古代国家の形成だ。。

人は一般には父、或いは母の元で安らいでいられる。それを自ら禁止する。人は無限を手に入れる。そして同時に、満たされる心を失う。人の心は永遠に、満たされることはない。。農耕民族の誕生とともに精神病の歴史は始まった。。中井久夫は言う。。おれも同意する。近親相姦の一族が地球上にいない所を見ると、近親相姦の一族は滅んだと考えられるが、近親相姦願望は人類すべてが持っているとも考えられる。。近親相姦願望が強烈な人も幾人かはいるだろう。。おれは近親相姦願望の強さが精神病の原因だと考えている。。フロイトは、エディプスコンプレックス、死と性、父の死と母との 結合、と呼んでいるが。。人間の知性も感性も、根底は邪悪で狡猾だとも彼は言っている。。従って、愛の根源は、原型は生物学的な近親相姦である。愛は悪の子だ。。となる。愛の原因に神は要らなくなる。。フロイトの無神論は、彼の理論の出発点にある。。 愛による治療は、フロイト的に言い換えれば、近親相姦願望を満たせばよい、ということになる。実際この方法は症状の中程度以下の精神病者には有効だ。しかし症状の重い精神病者の治療はできない。フロイト的には精神病の反面、タブーの部分を扱っていないからだと思う。。神の愛ではなく、人の愛、カウンセリングと呼ぶが、と薬で、精神病の治療が可能 だとした、フロイトの科学的な、彼はそう呼んでいる、ユングは預言者になろうとしているとも言っている、近代的な理論は革命的だったと思う。。フロイトにせよ、ニーチェにせよ、マルクスにしても、現代思想の源流に、科学的であろうとした無神論者たち、神を必要としない理論、世界、原理、を作り上げた、がいることを忘れないでおこう。。

なぜ質量は重力を持つのか。アインシュタインが晩年取り組んだ問題らしい。そしてこの難問は、現代の物理学者たちを悩ませ、挑戦し、跳ね返えし続けているらしい。。何百年も前にガリレオが発見した重力、おかげで地球は丸くても良くなった、の原因が、いまもなお分かっていない。。ネックになっているのは、観測できない事らしい。実験台の上に、宇宙、ちっさな銀河を作ればその原因がつぶさに観測できるというわけだが、その実験装置は太陽系の規模になるらしい。誰が設計したか知れないが、これは不可能だ。。フロイトもアメーバのセックスにその理論の淵源をおいている。近親相姦のタブー、父を殺すか自分が死ぬか。近親相姦願望が強いほどその問題につまずく。死にたい、消えたい、かな。死と性はフロイトにとっては表裏だ。。容易に超えられるものじゃない。。おれはそれ等の問いの前、近親相姦のタブーと量子重力論、をチョロチョロするだけかもしれない。その前に、その問いまでたどり着けるかどうかが問題だ。。

ゆうぐれ。。

 

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