coffee.18.06.10.02ーフロイト雑感(4)

狂気からの回帰は、他者の服、欲望を身に
まとうしかない。ラカンの言うように、我
は他者だ、無意識は社会への通路だ、だ。
政治、経済、芸術、科学、医学、宗教、等
々。。ただ、自分の体形に合った服を選べ
ばいいという訳ではない。病気になる才能
と世界を作る才能は別のものだから、必ず
しも自分の世界を作ることになるとは限ら
ない。。

古典統計は、古典力学系と量子力学系の中
間、新しい力学系では平均である。

しかし、人生の意味と価値は手にすること
はできる。。従って、自分の世界の完成と
病気からの回復は別のものだ。過去の病的
な偉人たちの例を見れば分かる。自分の世
界は完成したが、病気から回復したとは書
いていない。。ここでいう、無意識は、自
覚されない自分にとって不都合な欲望群を
指す。。フロイトと同じように、タブーを
受け入れることによって、自分にとって不
都合な欲望群が、無意識の中に封印される、
と考えている。。その欲望群の中心に位置
するものが、近親相姦願望だ。。従って、
近親相姦願望を十分満たしたうえで、とい
うことになる。。
真偽、善悪、美醜、等々、信じられるもの、
真実なものが何もないとは、信じられるも
の、真実なものを知っている、無意識の中
で、からだ。。癒し、安らぎ。。自然、動
物、植物、等々、は母なるものの、代理物
であって、その中に命のようなものがある
からではない。それら命のようなものの働
きは、近親相姦願望が生み出す幻影だ。。
心に隙間風が吹く時、心が寒くなる時、そ
れら欲望群の核が、愛情で満たされなくな
っているからだと考えることもできる。人
の欲望は無限だが、核の部分は満たされる
ことができる、と考えよう。。心の核が満
たされるか満たされないかは、病気から回
復するかどうかの前提となるものだろう。
あるいは、病気から回帰の反面、核が満た
されないことは、近親相姦願望の強さにあ
るのだろうと思う。。
心の核が愛情で満たされる、満たされたり
満たされなかったり、満たされることがな
い。。病気が再発を繰り返す患者は、病状
的には中程度だということになる。。しか
し、病気を治すことと、人生を切り開いて
いくことは、最初に書いたとおり、別物で
ある。。と思う。。逆に。。満たされない
から。。世界を求めるのかもしれない。。

 

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