coffee.18.06.13.01ーフロイト雑感(5)

寝るやっちゃ馬鹿だ。おれは死んでから眠る。
                 エジソン

ナポレオンそこのけの発言だが、賛成はできな
い。精神病は何もしないで、食べて寝てれば治
る。。統合失調症は、寝れるようになればシメ
タものだ。。中井久夫だが、寛解するとは限ら
ない。。少し日常生活が楽になるという程度だ。
ある程度の支障は残る。。病気でない人のよう
にはいかない。。
心全体は満たされることはない。しかし欲望群
の核の部分は満たされる。とは限らない。満た
されたり、満たされなかったり、場合によって
は満たされない場合もある。これは病気のそれ
ぞれの人の質、才能といってもよい、による。。
世界が完成すれば病気は治る。。病気からの回
帰と世界を完成する才能の違いで、そうはなら
ない。。
世界の完成だ。。母と子の一体感を満足、つま
り近親相姦願望を満足させればよい。。だ。。
一体感が問題だ。。多くは宗教的な意味合いを
持っている。。君と我が100%に近い精度で理
解し合い、君が我か、我が君か、分からい状態
となって、君の心と我の心が一つに融合する。。
ここから出てくるのは、君と我がお互いに信じ
られる基盤、人を信じる素地ができる。。つま
り宗教的安らぎだ。。
病者からの立つ場でいえば、これは狂気だ。人
はお互いが理解し合えないから正気でいられる。
人が100%近い精度で理解し合えるのは数学だ
けだ。。ということになる。。病者が狂気とみ
るものを、医者は福音だとみる。。西欧では、
デカルト、ガリレオの時代以来宗教と科学は分
離した。。宗教では真理は論理の外、論理では
捉えられない、としているから科学的な考え方
とは逆になる。。実際、狂気からの回復は、君
と我は理解し合えない、理解し合えるのは合理
性、明証性という、科学的思考によるところが
大きい。人を信じる。。ではなくて。。状況を
考える。。だ。。
統合失調症の人はいつも考えている。。先生の
先生の言葉だ。。人は狂気に陥っても、因果律
を求めることを止めない。。中井久夫だ。。宗
教で人類が救えるなら、フランス革命は起こら
なかった。。先生の言葉だ。。時代も、病気も、
信じることにあるのではない。。あるいは。。
病状が重くなればなるほど、社会的な、文化的
な、歴史的な、価値基準、判断の根幹が問われ
ることになる。。病状が重いだけ、近親相姦願
望が強く、従って、信じる者、真実、等を、無
意識のうちに知っているからだ。。

 

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