気象と統計力学(P13)

P13 結論と参考文献


19.結論

降水と大気からなる系を考え、降水と大気のエネルギーに比があるとして、継続時間分布と降水量分布について考察し、次の結論を得た。


1.降水にも大気にも降水と大気のエネルギーの比SLが存在する。
2.降水粒子は、大気の窒素分子や酸素分子のように、相変化もしない、相互作用もない、理想気体粒子として取り扱ってよい。
3.降水は自由度1、大気は自由度2、と考えてよい。
4.降水と大気の平均継続時間は降水と大気のエネルギーの比SL=76646が掛かり観測値より短くなっている。
5.降水と大気の継続時間が観測値より短くなるため、系には量子効果が現れ、系は古典統計と量子統計の2重構造となる。
6.降水量分布は、自由度1の、ボーズアインシュタイン分布あるが、系が古典統計、自由度1のボルツマン分布、と2重構造となっているため、降水量の小さい所で必然的に量子統計からずれる。


20.参考文献

1) 岩井重久・石黒政儀 1976 第1版第7刷 応用水文統計学 森北出版 3-4pp
2) 神田徹・藤田睦博 1990 第1版第3刷 新体系土 木工学 26水文学 技報堂出版 29pp
3) 長岡洋介 1999 第1版第6刷 岩波基礎物理シリーズ7 統計力学 岩波書店 31-36pp


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