coffee.18.06.14.01ーフロイト雑感(7)

 

心全体は満たされることはない。満たされることは狂気だ。
近親相姦願望が禁止されているから。。満たされない心は、
従って、Fatherへ向かう。Fatherへの態度が、病状の重さ
として現れる。釣り、ゴルフ、パチンコ等、多くは小さな
快楽で満足していると自分を誤魔化している。病状の重さ
によって、人生の意味と価値をより真剣に考えるようにな
る。。近親相姦願望の強さによって、社会、歴史、文化に
求めるものが大きくなる。。その重圧に潰された、壊れた
こころが精神病だ。。Fatherに親しいほど重圧は容易に担
えるだろう。。
心は満たされない。安らげない。近親相姦の禁止は無限の
欲望を得ることとそれらを引き換えにした。何故、一体何
のために。。この言葉を辿って、精神は4才のなんで、な
んで、まで退行する。4才から10才までの時期は自我がまだ
目覚めておらず、自我が不安定な時期だ。近親相姦願望が
弱ければ、Fatherとも親しく、10才以前へ退行することは
ない。。Fatherの抑圧、禁止への態度は、4才から10才の
間に形作られている。。4才以前の自閉症と発達障害は、言
葉、言語体系が、Fatherが認識できないでいる。自我の成
立以前が不安定だ。。その分、近親相姦願望へ依存するこ
と、両親の元を離れられらないこと、になる。。
社会への自我の自立は10才頃から始まり、16才頃に肉体的
なものから観念的なものへ飛躍する。少年式とか古くは元
服とか呼ばれている。近世、封建時代なら初陣の時期だ。。

 

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coffee.18.06.13.03ーフロイト雑感(6)

きょう頑張れば、あす辛くなる。。きょう
寝て過ごせば、あすは楽になる。。病気じ
ゃない人と、全く逆になる。。が。。論理
的には、肉体的には、合っている。。寝て
いる時間、回復の時間、生活のリズム。。
が違っているからだろう。。
狂気。。一体感、生命感。。我と彼とが100
%に近い精度で理解し合って、我が彼か、
彼が我か、という状態となって、我と彼の
心が一つに溶け合う。。主客分離以前とか、
言葉以前とか言われるが、そんな世界はな
い。もし君が新しい言葉を見つけたとすれ
ば、君は大天才だ。。言葉の歴史は何千年
とある。言語化されていない精神状態、物
理状態があるとは思えない。その言葉の海
を泳ぎ切ったものだけが、新しい言葉を得
る。。言語は主と客を分けるものだから、
言葉以前とは文化、歴史、社会、或いは国
家以前を指すことになる。。
狩猟民族がこれに当たるだろう。。農耕民
族は、食料、衣料、住居、等を言葉ととも
に貯蓄し、世代を渡って伝えてきた。。社
会的に、支配と非支配が生じなければ、言
葉は不要だ。。実際文字の使用は、支配者
階級の象徴でもあった。。大文字の父、Fa
ther、序列、制度、法律、規則、等、は多
くは言語的に伝えられることになる。。
支配階級の存在しない場所、時代では、生
命、一体感は信じる基盤として意味を成す。
しかし、近親相姦の一族は地上にいない。。
1963年に、レビィ・ストロースが野生の知
性の中で、数学的に、近親相姦のタブーが
人類に普遍的に存在することを証明した。。
神の一族が誕生した時代に、精神病は始ま
った。。抑圧、社会的な、文化的な、歴史
的な、への反抗が、心の根幹に在ると考え
られる。。
フロイトはエディプスコンプレックスと呼
んだ。。狂気とは、このタブーを観念的に
越えること、生命への到達である。。何千
年もの言葉の海を越えることである。そし
て、新しい言葉は見つからない。。福音で
はない。。
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coffee.18.06.13.01ーフロイト雑感(5)

寝るやっちゃ馬鹿だ。おれは死んでから眠る。
                 エジソン

ナポレオンそこのけの発言だが、賛成はできな
い。精神病は何もしないで、食べて寝てれば治
る。。統合失調症は、寝れるようになればシメ
タものだ。。中井久夫だが、寛解するとは限ら
ない。。少し日常生活が楽になるという程度だ。
ある程度の支障は残る。。病気でない人のよう
にはいかない。。
心全体は満たされることはない。しかし欲望群
の核の部分は満たされる。とは限らない。満た
されたり、満たされなかったり、場合によって
は満たされない場合もある。これは病気のそれ
ぞれの人の質、才能といってもよい、による。。
世界が完成すれば病気は治る。。病気からの回
帰と世界を完成する才能の違いで、そうはなら
ない。。
世界の完成だ。。母と子の一体感を満足、つま
り近親相姦願望を満足させればよい。。だ。。
一体感が問題だ。。多くは宗教的な意味合いを
持っている。。君と我が100%に近い精度で理
解し合い、君が我か、我が君か、分からい状態
となって、君の心と我の心が一つに融合する。。
ここから出てくるのは、君と我がお互いに信じ
られる基盤、人を信じる素地ができる。。つま
り宗教的安らぎだ。。
病者からの立つ場でいえば、これは狂気だ。人
はお互いが理解し合えないから正気でいられる。
人が100%近い精度で理解し合えるのは数学だ
けだ。。ということになる。。病者が狂気とみ
るものを、医者は福音だとみる。。西欧では、
デカルト、ガリレオの時代以来宗教と科学は分
離した。。宗教では真理は論理の外、論理では
捉えられない、としているから科学的な考え方
とは逆になる。。実際、狂気からの回復は、君
と我は理解し合えない、理解し合えるのは合理
性、明証性という、科学的思考によるところが
大きい。人を信じる。。ではなくて。。状況を
考える。。だ。。
統合失調症の人はいつも考えている。。先生の
先生の言葉だ。。人は狂気に陥っても、因果律
を求めることを止めない。。中井久夫だ。。宗
教で人類が救えるなら、フランス革命は起こら
なかった。。先生の言葉だ。。時代も、病気も、
信じることにあるのではない。。あるいは。。
病状が重くなればなるほど、社会的な、文化的
な、歴史的な、価値基準、判断の根幹が問われ
ることになる。。病状が重いだけ、近親相姦願
望が強く、従って、信じる者、真実、等を、無
意識のうちに知っているからだ。。

 

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coffee.18.06.10.02ーフロイト雑感(4)

狂気からの回帰は、他者の服、欲望を身に
まとうしかない。ラカンの言うように、我
は他者だ、無意識は社会への通路だ、だ。
政治、経済、芸術、科学、医学、宗教、等
々。。ただ、自分の体形に合った服を選べ
ばいいという訳ではない。病気になる才能
と世界を作る才能は別のものだから、必ず
しも自分の世界を作ることになるとは限ら
ない。。

古典統計は、古典力学系と量子力学系の中
間、新しい力学系では平均である。

しかし、人生の意味と価値は手にすること
はできる。。従って、自分の世界の完成と
病気からの回復は別のものだ。過去の病的
な偉人たちの例を見れば分かる。自分の世
界は完成したが、病気から回復したとは書
いていない。。ここでいう、無意識は、自
覚されない自分にとって不都合な欲望群を
指す。。フロイトと同じように、タブーを
受け入れることによって、自分にとって不
都合な欲望群が、無意識の中に封印される、
と考えている。。その欲望群の中心に位置
するものが、近親相姦願望だ。。従って、
近親相姦願望を十分満たしたうえで、とい
うことになる。。
真偽、善悪、美醜、等々、信じられるもの、
真実なものが何もないとは、信じられるも
の、真実なものを知っている、無意識の中
で、からだ。。癒し、安らぎ。。自然、動
物、植物、等々、は母なるものの、代理物
であって、その中に命のようなものがある
からではない。それら命のようなものの働
きは、近親相姦願望が生み出す幻影だ。。
心に隙間風が吹く時、心が寒くなる時、そ
れら欲望群の核が、愛情で満たされなくな
っているからだと考えることもできる。人
の欲望は無限だが、核の部分は満たされる
ことができる、と考えよう。。心の核が満
たされるか満たされないかは、病気から回
復するかどうかの前提となるものだろう。
あるいは、病気から回帰の反面、核が満た
されないことは、近親相姦願望の強さにあ
るのだろうと思う。。
心の核が愛情で満たされる、満たされたり
満たされなかったり、満たされることがな
い。。病気が再発を繰り返す患者は、病状
的には中程度だということになる。。しか
し、病気を治すことと、人生を切り開いて
いくことは、最初に書いたとおり、別物で
ある。。と思う。。逆に。。満たされない
から。。世界を求めるのかもしれない。。

 

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coffee.18.06.08.03ーフロイト雑感(3)

深い所。。か。。4才から10才だな。。
自我の目覚めが起こる以前、Fatherが
近親相姦を禁止した以降。。人は時系
列化された記憶の中にいる。。近親相
姦願望が強いと。。その記憶と時間の
狭間に偶然性の系譜、カオスの海を垣
間見ることになる。。見ているだけな
らいいが。。そこへ出かける人がいる
。。新しい世界を求めるとは、そうい
うことなんだろう。。自我の目覚めと
タブーの開始の2地点で、何処へ退行
するかによって、病状が分かれるとし
よう。。10才以降か、4才以前か、そ
の中間か。。深い程、年齢が若く、薬
が効かなくなる。。
10才に目覚めた自己は、肉体の欲望を
自分のものとして完成する。。16才頃
だろう。。ここまでは問題は起こらな
い。。それ以降の観念的、社会的、文
化的な欲望を求める時期だ。。何故、
一体、何のために。。この問いを契機
として、4才頃の、何んで、何んで、ま
で意識は退行していく。。それ以降。。
この問いを、一生問い続けることにな
る。。従って、おれの理論では、16才
以前の精神病は存在しない。。4才以前
を自閉症とすれば、4才から16才は発達
障害ということになる。。

 

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coffee.18.06.06.03ーフロイト雑感(2)

PC治った。。なるほどね。。

おれの体も心も。。機械の
ように復旧しないかな。。

日本の科学を結集しても1/3
かな。。いまは。。先生は
2/3だというから、間だ取っ
て、1/2。。か。。

統合失調症の2/3は社会復帰できるが、
そのうちの1/2がほぼ元にもどる。回
復の兆し、症状が変わらない患者が1/3
。。くすり飲んで寛解する患者、症状
が軽くなる患者、症状が変わらない患
者。。綺麗に1/3ずつに分かれている。

何故か。。おれはある種の社会的な価
値基準、タブーを淵源とした、が原因
だと思う。何を、タブー、したか。。
だ。。人の意識は母の胎内で誕生する。
それ以降中絶は殺人だ。母の胎内で、
母の心臓の鼓動を聞いた時が、意識の
誕生した瞬間だと思う。。この時、母
と子は、物理的にも一体だ。フロイト
の近親相姦願望は、この母の心臓の鼓
動を聞いた瞬間の記憶の基づいている
。。そうだ。。社会的な価値基準、タ
ブーは、これを禁止する。。これは4
才頃から始まる。幼稚園への入園だ。。
近親相姦のタブーが、この社会的な価
値基準の根幹をなしていると思う。こ
の禁止の主体をラカンは、大文字の父、
Fatherと呼ぶ。。
母と子の一体感、近親相姦願望を禁止
された子はその対象を母以外に求める。
初恋の時期だ。。これはほぼ10才くら
いに終わる。。母の下で安らいでいた
子は、母から離れ、自分の欲望群に気
ずく。その欲望群の中心へと意識は動
いていく。欲望群の中心に意識が到達
した時が自我の誕生だ。初恋の時期は
終わる。。近親相姦願望はFatherの強
いるタブーによって恋愛感情へと変わ
る。恋愛感情は子供の欲望群の一部に
なる。。
父から子へ、その価値観は継承されて
いくはずだった。大多数はそうなる。
人は時系列化された記憶の中にいる。
しかし、その価値観は何時か偶然性の
系譜、カオスの海に解消していく。父
から子へ、価値観の多くは言語体系に
よって伝えられる。父の価値観を受け
入れられない人もいるだろう。。近親
相姦願望がFatherの力を上回ればそう
なる。その人たちは、記憶の、時間の
狭間に、偶然性の系譜を垣間見ること
になる。。父から子へ、言語体系、価
値観、をほとんど受け入れられない人、
自閉症と発達障害だ。。これはほぼ4
才頃には分かるだろう。。

ゆうぐれ。。
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coffee.18.06.04.03ーフロイト雑感(1)

生物は全て偶然性の系譜に取り巻かれて その中にいる。生物には、食て、寝て、Hする、とういう三大本能が共通だが、そして種の保存則、近親相姦のタブーを人間だけが持っている。。これも種の効率的な一歩進んだ保存則の形態だろう。自分の一族のテリトリーの拡大だ。。つ まり、人間だけが記憶を継承する。。ボスの子はボス。。だ。。近親相姦の一族は数の武力の原理で滅びる。そして因果の連鎖を作り上げる。。ボスの子は何故 ボスなのか。。だ。。数の、物理的な力の原理から、知的な、文化的な統治と支配の原理へ変わる。。農耕民族の誕生と古代国家の形成だ。。

人は一般には父、或いは母の元で安らいでいられる。それを自ら禁止する。人は無限を手に入れる。そして同時に、満たされる心を失う。人の心は永遠に、満たされることはない。。農耕民族の誕生とともに精神病の歴史は始まった。。中井久夫は言う。。おれも同意する。近親相姦の一族が地球上にいない所を見ると、近親相姦の一族は滅んだと考えられるが、近親相姦願望は人類すべてが持っているとも考えられる。。近親相姦願望が強烈な人も幾人かはいるだろう。。おれは近親相姦願望の強さが精神病の原因だと考えている。。フロイトは、エディプスコンプレックス、死と性、父の死と母との 結合、と呼んでいるが。。人間の知性も感性も、根底は邪悪で狡猾だとも彼は言っている。。従って、愛の根源は、原型は生物学的な近親相姦である。愛は悪の子だ。。となる。愛の原因に神は要らなくなる。。フロイトの無神論は、彼の理論の出発点にある。。 愛による治療は、フロイト的に言い換えれば、近親相姦願望を満たせばよい、ということになる。実際この方法は症状の中程度以下の精神病者には有効だ。しかし症状の重い精神病者の治療はできない。フロイト的には精神病の反面、タブーの部分を扱っていないからだと思う。。神の愛ではなく、人の愛、カウンセリングと呼ぶが、と薬で、精神病の治療が可能 だとした、フロイトの科学的な、彼はそう呼んでいる、ユングは預言者になろうとしているとも言っている、近代的な理論は革命的だったと思う。。フロイトにせよ、ニーチェにせよ、マルクスにしても、現代思想の源流に、科学的であろうとした無神論者たち、神を必要としない理論、世界、原理、を作り上げた、がいることを忘れないでおこう。。

なぜ質量は重力を持つのか。アインシュタインが晩年取り組んだ問題らしい。そしてこの難問は、現代の物理学者たちを悩ませ、挑戦し、跳ね返えし続けているらしい。。何百年も前にガリレオが発見した重力、おかげで地球は丸くても良くなった、の原因が、いまもなお分かっていない。。ネックになっているのは、観測できない事らしい。実験台の上に、宇宙、ちっさな銀河を作ればその原因がつぶさに観測できるというわけだが、その実験装置は太陽系の規模になるらしい。誰が設計したか知れないが、これは不可能だ。。フロイトもアメーバのセックスにその理論の淵源をおいている。近親相姦のタブー、父を殺すか自分が死ぬか。近親相姦願望が強いほどその問題につまずく。死にたい、消えたい、かな。死と性はフロイトにとっては表裏だ。。容易に超えられるものじゃない。。おれはそれ等の問いの前、近親相姦のタブーと量子重力論、をチョロチョロするだけかもしれない。その前に、その問いまでたどり着けるかどうかが問題だ。。

ゆうぐれ。。

 

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